図書館の本はみんなのものです

2009年05月21日

知り合いに図書館の業務をしている人がいるのですが、その人から聞いた話です。
館内で閲覧した本や、貸し出した本を大切に扱わない人が、とても多くて困っているとか。

「基本的に図書館の本はみんなで大事に使おう」という意識に欠けた人が多くなったというのは私も感じています。
本を出したりしまったり、読んだりするときに乱暴に扱ってしまう人などはよく見かけます。

でも、もっと酷いのは貸し出した本みたいです。
折れていた破れていたに始まり、間に食べかすのようなものが入っているとか、飲み物をこぼしたようなものまで普通に返却されるそうです。
もちろんこんな心許ないことをするのは、極一部の人だと思います。

そう言う人達も、もし自分が汚れたりしている本を借りることになったらどう感じるかをしっかり考えてもらいたいですよね。
そう考えれば、自然と大事に扱うようになると思います。
「自分一人のものではなく、みんなのもの」と言うことを忘れないようにしましょう。 


Posted by もばお at 17:24

漢字検定協会事件の思わぬ余波

2009年05月15日

漢字検定協会が必要以上の利益を得ている、と言うニュースは既に皆さんもご存じのことと思いますが、その余波が思わぬ所にも出ていました。
毎年年末になると、清水寺で発表される「今年の漢字」。これが無くなってしまうかもしれないのです!

清水寺側が「協会が本当に変われば応援する立場だが、変わらなければ、寺ではできない」と言う方針を明らかにしたらしいのです。
確かに、これまで漢字の普及などのために協力していたのだと思いますが、マイナスイメージもありますし、こういった対応になってしまうのもしょうがないのかもしれません。

しかし、漢字検定協会が心機一転再出発をすれば、また協力をするようですね。
なんと言っても1995年から既に10年以上も続いていることですから、既に恒例行事です。
折角だから続けて欲しいですよね。

ちなみに、1995年は阪神大震災が起きた年だったため「震」、タイガース優勝の年は「虎」等があったのですが、最近は「偽」とか「変」とか社会を反映しているようですよね。
今年は「楽」とかそう言う時になって欲しいですが、なかなか厳しいかな・・・? 


Posted by もばお at 17:29